保育園運営

発達障害の園児を受け入れない保育園や保育士たち

発達障害の園児を受け入れない保育園や保育士たち

保育園には、いろいろな園児が在籍しています。その中には障害を持った園児もいます。
大きな障害であれば、専門の施設に預けられることが多いですが、軽い障害なら保育園に預けることもできます。
保育園や保育士はどのように対応しているのでしょうか。

発達障害の子どもへの対応の仕方を知らない保育士が多い?

保育士として働くためには、保育士の資格を取得する必要があります。資格を取得する時には、障害を持った子どものことも勉強しますし、そういった施設に実習に行くこともあります。
ですが、実際に保育現場で働きだすと、対応がよく分からなくなる保育士が多いです。
いくら勉強や実習をしていても、保育現場では自分が主体となって動かなければなりません。そのため、経験がないとうまく対応ができなくなってしまうのです。
具体的には、発達障害アスペルガー症候群自閉症パニック障害の子どもが入園してくることがあります。
経験のない保育士だけでは対応できないので、加配の保育士をつけたり、ベテランの保育士が担当になるように工夫している保育園が多いです。

身体障害児を受け入れない保育園もある

保育園の中には、身体障害児は受け入れないという園もあります。
身体障害児を受け入れるには、園の設備を整える必要があります。バリアフリーにしたり、各部屋やトイレなどの表示を大きく分かりやすいものにしたり、他にもいろいろと環境を整えなければなりません。
そうするにはお金や人員も必要ですので、そこまでできない保育園は、身体障害者の受け入れを拒否することもあります。
また、障害の程度にもよりますが、身体障害の園児に常に保育士がついてフォローをした方が安全なこともあります。そうなると人件費がかさんでしまいます。
そういった環境を整備できず、何かあっても責任がとれないという保育園は、受け入れを拒否せざるを得なくなってしまうのです

保育園でのお弁当は廃止して給食に統一すべきか?

保育園でのお弁当は廃止して給食に統一すべきか?

保育園のお昼ご飯はどうなっているのでしょうか。
毎日給食が出るという園もあれば、お弁当という園もあるでしょう。または、週に何日かは給食で、あとはお弁当という園もあるかもしれませんね。
昨今、保育園でのお弁当は廃止した方がいいのではないか?という声もあります。それはどうしてでしょうか。

家庭によって質の差が生まれてしまう

冷凍食品はダメと決まっている園もありますが、基本的には、お弁当に何を入れるかは特に制約はなく、各家庭で自由に決められる園が多いです。
どんなおかずを何品入れるかは自由なので、格差が生まれてしまいます。
ある子どものお弁当は、手作りのおかずが何品も入っているけれど、ある子どものお弁当はおかずは1品や2品だけということもあります。
極端な例では、コンビニの弁当サンドイッチのみ、という家庭もあるようです。
これではお弁当によって子どもの中で差別意識が生まれてしまいかねません。
「○○ちゃんのお弁当はいつも変!」などと言われてしまい、そこから意地悪につながってしまうこともあります。
また、丁寧なお母さんは、子どもの好きなキャラクターの形を思わせる、とても手の込んだキャラ弁を作っていることもあります。
もちろん子どもは嬉しいですが、そうでない子供は、何故自分のお母さんはこのような弁当を作ってくれないのだろうか、と不満に思ってしまうこともあります。

冷凍食品や加工食品ばかりで栄養価が低いお弁当もある

保育園に来ている子どもの親は働いているので、忙しいことが多いですが、毎日冷凍食品だけのお弁当や、コンビニやスーパーで買ったお弁当や、総菜ばかりが入っているお弁当もあります。
これでは、栄養価が低いですし、食品添加物も気になるところです。
子どもの成長には良質な栄養が必要不可欠です。このようなお弁当を毎日食べることは、いいこととは言えません。
このような事態を避けるためにも、保育園ではお弁当は廃止して給食にした方がいいと言えます。

保育園の縦割り保育のメリットとデメリットとは?

保育園の縦割り保育のメリットとデメリットとは?

保育園のクラス編成は、同じ学年の子どもを集めたクラスであることがほとんどです。
でも、中には縦割り保育を行っている保育園もあります。また、一時的に縦割り保育をする保育園もあります。
縦割り保育のメリットやデメリットはどのようなことがあるのでしょうか。

縦割り保育のメリット

縦割り保育のメリットとしては、違う学年の子どもが一緒に活動することで、様々な刺激を受けることができることです
学年の小さな子どもは、大きな学年の子どもを見て、遊びや友達との接し方を学びます。高度な遊びをマネすることによって、手先が器用になりますし遊びのルールを覚えることができます
大きな学年の子どもは、自然に小さな子どもの世話をするようになります。同じ学年の子どもの中では経験できない、頼られるという感覚を味わうことができ、成長することができます。
また、一人っ子の子どもにとっては、いろいろな学年の子どもと触れ合う機会はとても貴重なものになります。
保育士としては、大きな学年の子どもが少しは世話をしてくれるので、全体に目が届きやすいというメリットがあります。

縦割り保育のデメリット

縦割り保育のデメリットは、学年によって能力に差があることで活動に制限がかかってしまうことです
同じ活動をするにしても、みんなができるレベルに合わす必要がでてきます。そのため、大きな学年の子どもには物足りない活動になってしまうこともあります。
また、大きな学年の子どもは小さな学年の子どもに比べて力も強く知恵もあるので、おもちゃや絵本などの取り合いの時に、小さな学年の子どもは不利になってしまいます
また、ケンカが起こった時に手加減ができずに、大きな学年の子どもが小さな学年の子どもに大けがを負わせてしまうこともあります。
保育士側からずると、ひとつの活動をする時に、学年によってフォローすることが違ってくるので、クラス全体をまとめるのが大変になることがあります。

ケガは本当に悪なのか?保育園での子どものケガについて

ケガは本当に悪なのか?保育園での子どものケガについて

保育園で過ごしていると子どもがケガをすることもあります。遊んでいるときに自分で転んでしまったり、友達と言いあいになって手が出てしまってケガをしたりすることもあります。

ケガをしないようにするのは難しい?

例えば、大型の遊具があったとします。子どもが楽しんで遊ぶことができ、ジャングルジムや上り棒などもついていて、体力の向上にもいい遊具です。
でも、高いところから手を滑らせて落ちてしまったら、ケガをしてしまいますよね。
でも、そのためにこの遊具を撤去してしまうのはもったいないことです。子どもはケガをして学ぶこともあるからです
手を滑らせて落ちてしまったのなら、今度からはしっかり握るようにしようと学習します。また、落ちそうなところでは慎重に行動しようとするでしょう。
遊んでいる時には、多かれ少なかれケガはつきものです。危険だからと言って、けがをしないように行動を制限すると、子どもは学ぶことができません。
危険なことが分からずに、いつか大けがをしてしまうかもしれませんね

子どもがケガをしてしまったら

保育園での子どものケガは、とてもデリケートな問題です。保護者としては、どういう状況でなぜケガをしたのかが知りたいのです。
走っていて自分で転んでしまったのか、友達とけんかをしてケガをしてしまったのか、保育士はきちんと説明できなければいけません。
友達とのトラブルでケガをしてしまった場合は、相手の友達にも謝罪をしないといけないこともあります。
保育士は、けんかをしているときに手がでないようにみていなければなりません。
子どもが保育園でケガをしてしまったら、保育士は保護者に状況を説明をして謝罪をすることになります。
でも、過度な謝罪は必要ありません。あまり過度に謝罪をすると、逆に何か隠しているのではないかと、余計な勘ぐりをされることもあります。

保育園にライブカメラは必要なのか?

保育園にライブカメラは必要なのか?

子どもを保育園に預けていれば、子どもが毎日どんな様子で過ごしているのか気になりますよね。
特に子どもが朝離れる時に泣いていたり、体調がいまいちだったりした時など、その後元気に遊べたのか気になるものです。
そんな時に、保育園にライブカメラがあったらいいのにと思うことはありませんか。

保護者が見るのは最初だけ?

仮にライブカメラがあったとして、それを逐一チェックするのは初めのうちだけかもしれません。
カメラがついたばかりの時には物珍しさで見るかもしれませんが、しばらくすると存在を忘れてほとんど見なくなってしまうのではないでしょうか
もちろん、子どもが友達とうまく遊べているのか気になる時には、様子が見ることができるのは安心できます。
でも、もしうまく遊べてない場面を見てしまうと、必要以上に気になってしまうのではないでしょうか。
子どもに任せていても大丈夫なことまで、親が過剰に心配してしまうのは、子どもにとっていいことではありません。カメラがあると、嫌でも気になってしまうということが起こります。

保育士も仕事がやり辛い?

保育士としても、常に保護者に見られていると思うと、本来の保育ができなくなることがあります
保護者の目を気にしてしまうので、できるだけよく思われるように、必要な場面でも叱らなくなったり対応が甘くなったりすることがあります。
保育士はそれぞれ、子どもへの対応の仕方が異なります。それが子どもにとっていいのです。
とても厳しい保育士がいれば、優しい保育士もいて、子どもたちは大人への対応の仕方を学んでいきます。
でも、カメラで見られていると思うと、保育士に対して、「あの先生は優しいのに、あの先生はとても厳しい」などと思われ、クレームにつながることもあります。
そのような事態にならないためにも、カメラはあまり好ましくないと言えます。